佐渡から考える、持続可能な未来 ― 2026 SADO Projectを実施しました

2026年8月1日から9日まで、SAFICsの実践型プログラム「SADO Project(Sustainability Study on Sado Island)」を新潟県佐渡島で実施しました。アフリカの連携大学4校から5名(エジプト、コートジボワール、ジンバブエ、南アフリカ)、上智大学から9名が参加し、新潟県佐渡島を舞台に、持続可能な地域社会と環境保全について学びました。

本プログラムでは、学生が社会・経済・環境の3チームに分かれ、加茂湖周辺を中心としたフィールドワークを実施。加茂湖の水質調査や環境分析に加え、地域住民、農家、漁業関係者へのインタビューを通して、地域課題を多角的に調査しました。

佐渡市長との面談では、高齢化社会が抱える課題、観光振興やSDGs推進に関する取り組みについて直接お話を伺いました。学生からの質問にも丁寧にお答えいただき、行政の視点から持続可能な地域づくりについて学ぶ貴重な機会となりました。

また新潟県立佐渡総合高等学校を訪問し高校生との交流を行いました。アフリカの学生が自国の文化や農業について紹介した後、野菜収穫体験や地域の暮らしに触れる活動が合同で行われ、本学参加学生からも「普段の大学生活では得られない貴重な学びだった。佐渡の人のあたたかさを感じた。」との声が寄せられました。

そのほか、トキの森公園、佐渡金山、石名天然杉林、宿根木集落、尖閣湾、尾畑酒造、寺、博物館などを訪問し、佐渡島の豊かな自然環境や歴史・文化について理解を深めました。また、最終日には浴衣を着て両津七夕まつりに参加し、屋台、鬼太鼓、花火鑑賞など日本文化を体験しました。さらに、アフリカの学生と本学の学生が同じ宿舎で生活を共にすることで、日々の交流を通して互いの文化や価値観を学び合う機会となりました。

本プログラムでは、本学学生とアフリカの学生による国際協働をはじめ、フィールドワークを通じた佐渡の自然・環境・循環型社会に関する学習、地域の歴史・文化への理解、共同生活を通じた異文化交流など、多様な学びの機会を提供することができました。

SAFICsは今後も、日本とアフリカの学生が共に学び、地域社会や地球規模課題に向き合う実践的な教育プログラムを創出してまいります。

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